インフルエンザより恐ろしい!?謎の感染症とは!?
今からの季節気になりますよね。
インフルエンザの予防接種の予約もそろそろ取らないといけないですが、どうやらそれだけではダメなようです・・・
今回はインフルエンザより恐ろしいという感染症の謎について調べていきます。
インフルエンザより恐ろしい!?謎の感染症の前に
2017年9月29日放送の「その原因、Xにあり!」でインフルエンザより恐ろしい謎の感染症について放送されていますね。
まずは番組予告動画をみてください。
違いを知るために、まずはインフルエンザの症状から見てみましょう。
●38℃を越える高熱がある
●寒気・震え
●倦怠感
●関節痛・筋肉痛
●頭痛
●喉の痛み
●咳(起こらない場合もある)
●鼻水
●くしゃみ
風邪と違うのは体温上昇の程度です。
インフルエンザでは発熱するとすぐに38℃を越えてしまいます。
人の体温は目覚めたときより夕方の方が高くなりますが、朝から38℃以上の発熱があった場合は要注意ですね。
そもそもインフルエンザというは、たった一つのウィルスが24時間後には約100万個に増殖します。
そして、体がウィルスを追い出そうとして熱などの症状を発するのです。
それでは、インフルエンザよりも恐ろしい感染症とはどんな病気なのでしょうか?
インフルエンザより恐ろしい!?謎の感染症の前に
RSウイルスによる乳幼児の代表的な呼吸器感染症です。
毎年、冬季に流行し、乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ100%が2歳までに感染し、その後も一生、再感染を繰り返します。
では、RSウィルスの症状を見ていきたいと思います。
感染後4〜5日の潜伏期ののち、
鼻汁、咳(せき)、発熱などの上気道症状が現れます。
3割程度の人はこのあと炎症が下気道まで波及して、気管支炎や細気管支炎(さいきかんしえん)を発症
咳の増強、呼気性の喘鳴(ぜんめい)(ぜいぜいする)、
多呼吸などが現れてきます。
肺や免疫系、神経系、筋肉系などに持病があると、年齢に関係なく重症化し、死に至る可能性もある
大まかな症状はインフルエンザと似ているのです。
感染経路もインフルエンザと変わりません。
飛沫感染と接触感染の2経路があります。
飛沫感染では、感染した人の咳やくしゃみで飛散したウイルスを直接吸い込むことによって感染。
鼻や咽頭の粘膜で増殖します。また、接触感染も多く、鼻汁や痰に含まれるRSウイルスが皮膚や衣服、玩具、
またそれに触れた手指についても、4~7時間のあいだは感染する可能性があり、それが眼瞼や鼻咽頭の粘膜と接触することでうつります。
いかがですか?
感染経路も症状もインフルエンザとよく似ているのですが、インフルエンザと違うところは・・・
「重症化しやすい」
そして、薬というか特効薬がないのです・・・
では、治療はどうするのでしょうか?
☆抗生物質は効かない。
☆二次感染のおそれがあるときは抗生物質を使うことがあります。
☆治療の多くの場合は症状を抑える対症療法
せきがひどく呼吸の状態がおかしい時は急いで受診しましょう。
インフルエンザと違って感染力も強く
患者さんの1〜3%が重症化し、入院治療を受けます。
心肺に基礎疾患がある小児は重症化しやすいとされます。通常は数日〜1週間で軽快します。
新生児も感染して発症し、がんこな無呼吸
冬季に流行し、乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ100%が2歳までに感染し、その後も一生、再感染を繰り返します。
特に手洗いうがいを徹底しましょう!