人生の最後を誰と過ごすのか?
高齢者向けのシェアハウスという暮らし方なら東京などの都会でも生活できるのでは?
所さん!大変です。でも紹介された最近の老後事情「高齢者向けのシェアハウス」東京での住宅事情について考えてみましょう。
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高齢者向けのシェアハウスと老後計画表
今時の老後の過ごし方で人気なのが、「友人と暮らす」です。
子どもと暮らす人は減り、介護施設はお金もかかりますね。
そんな中人気なのが「高齢者向けのシェアハウス」です。東京や地方にも増えていますね。
家族とは話が合わないし、でも年寄扱いされるのが嫌で介護施設はまだまだ席の話!とおもっている方は多いようです。
そんな元気なお年寄りも多く、自分の身の回りのことは自分で出来る。
老後を楽しく幸せに暮らすための新しい暮らし方です。
「高齢者向けシュエアハウス」や「友達近居」と呼ばれるのは友達同士で近所に住む暮らし方です。
「夫婦お二人での老後に貯蓄が一体いくら必要なのか試算してみましょう。」とよく言われます。
マネーシミュレーション > 老後資金シミュレーション. 住宅ローン返済シミュレーション; マイカーローン返済シミュレーション; 積立計画シミュレーション; 運用計画 シミュレーション
と色々と試算しないといけないのですが、それって若いうちにやっておくべきことですよね。
でも、この年になって今更シュミレーションしたところで・・・
意味あるのでしょうか?
一人暮らしと夫婦の老後の生活費、年金受給額、今の年齢、寿命から老後資金を シミュレーションできるサイトは色々あります。
親切なJAやゆうちょ、保険会社でも喜んでやってくれるでしょう!
その方々に頼むのも一つの方法ですが、自分でエクセルシートを使って作成することもできます。
これも、ひな形が無料であるので検索すると直に出てきますね。
パソコンが触れる人は試してみるのも良いでしょう。
そこで、肝心な老後の住まいにかかる金額についてです。東京や東京近郊では施設も、住宅費(家賃)が高いですよね。
今回ご紹介する「高齢者シェアハウス」はなんと生活費も抑えれるのです。
高齢者向けのシェアハウスとは
シェアハウスとは、入居者がプライベートな部屋で生活しつつ、リビングなどの共有空間 を使ってコミュニケーションをとれる住まいの形式。
海外では暮らし方の一つとして馴染みのある生活スタイルですが、日本でもここ数年利用者が増えてきています。
若者たちの暮らし方と思いがちだが、 最近では高齢者の住まいとしても注目を集めているのです。
シェアハウスを紹介しているサイトを見ても、「ひつじ不動産」では東京を含めた関東でだけでも2011件
「ゲストハウスバンク」では東京のシェアハウスで1302件あります。
グループホーム”(認知症高齢者や障害者向けの共同生活施設)は知っている人も多い が、“グループリビング”についてはあまり知られていない。
まだ介護を必要としない元気 な高齢者が6~9人集まって共同生活するのですが、これがいわゆる「高齢者向けシェアハウス」の一つの形でもあります。
子どもは同居を申し出てくれるのでだけど、「子供には迷惑をかけない」「生きがいを持って暮らす」「まだ介護は必要ない」新しい 暮らし方。
自分の身の回りの事は自分で出来る元気な人たちに人気の暮らし方シェアハウスについてまとめました。
昨今、脱法シェアハウス等の問題も抱え ていますが、良質な高齢者向けシェアハウスは必要になってくるのではないかと需要を見込んで増えてきているのです。
では、どんなシェアハウスがあるのでしょか?
高齢者向けのシェアハウス栃木県小山市の『もうひと花 東城南』を紹介
こちらは、空き家をリフォームしたシニア女性向けのものです。
訪問介護サービスや介護タクシー事業をおこなっている会社が運営しています。
家賃を抑えるために建物自体は古いままですが、中は生活しやすようにリフォームされています。
トイレと浴室はバリアフリーで階段昇降機も取り付けられています。
こちらは、店員4名で家賃は3万円+光熱費のみです。
国民年金の月額6万~7万円の収入でも十分生活できます。
それぞれの居室に介護用ベッドも備え付けられています。冷蔵庫なども据え付けでキッチンやリビング、トイレ、浴室は共用です。
介護や病院への送迎が必要となった場合には、介護保険で同社のサービスを利用することになります。
「共同生活ですが配慮を保てば、違和感も抵抗もとくにありません」と入居者の方は語っています。
高齢者向けのシェアハウス栃木県小山市の『もうひと花 東城南』の入居条件
こちらのシェアハウスは入居時の一時金が380万円と生活費が12万円(月額)かかります。
さらに、面談もあります。
人に頼って生活するタイプの人は老人ホームなどの方がいいですね。
シュエアハウスはあくまでも、自分の事は自分ですることが条件なのです。
要介護になった場合でも、ケアマネージャーと相談してチームを組み対応してもらえます。
認知症などがあっても、周囲に迷惑をかけないレベルでしたら大丈夫との事です。
『自分の事は自分でする」「集団生活に支障が出れば退去」が原則ですね。
高齢者が安心して住める究極の住居かもしれません(^^)
高齢者向けのシェアハウス 東京の物件案内
東京・南阿佐ケ谷にある「ガーデンカフェ・プリエ阿佐ケ谷」
石畳のオープンガーデンが印象的だ。現在は、30代と60代の男性、4人の女性が暮らしている
神奈川・伊勢原市にある「グループハウス欅」
定員は6人で“65歳以上”が入居の条件だ。現在は、なんと101歳、90歳、86歳が入居中。認知症にならない限りは、生涯暮らせる。
東京・千葉県山武市成東 「むすびの家」
自分の事は自分で決めて行動する自立した生活をしたいと思います。可能な限り住人同志助け合って、ここで人生の最後を迎えることを考えています
高齢者向けシェアハウス 「ゆりかもめ」
東京都品川区。JR京浜東北線 大井町駅から徒歩で5分
高齢者向けのシェアハウスの入居注意点
高齢者向けシェアハウスの利点
①低価格。②入居仲間と趣味を一緒に楽しめる。③気の合う人と生活できれば充足感ありの3点。
ニーズはありますが、まだ数が少ない。
高齢者住宅仲介センターの方によると、健康なシニア向けの住まいは入居までに時間がかかるので空き家のリスクを負いやすいのです。
その為に運営者側は数を増やせていけないのです。
費用は?
個室家賃は5万~6万円、保証金約3万円で初期費用合計は約10万円。
入居後は共益費と水・光熱費が1カ月1万~1.5万円(固定)、飲食や消耗品などの共同購入費が1カ月約3万円。
1カ月の生活費は家賃+光熱費+共同購入費などで10万円前後。更新料、礼金、仲介手数料などはないことが多い。
要介護になったら?
個別で異なるが、多くの場合、介護が必要となったら退所。シェアハウス協会が手掛ける物件では、地域のケアマネジャーや施設と連携し、施設などを紹介してくれる。
入居条件は?
自立した生活ができること。連帯保証人不要。年齢制限はないが、「高齢者向けシェアハウス」は65歳以上など年齢規定あり。
入居の心得
又、日本シェアハウス協会によると、入居の心得として次のように話しています。
「介護が必要になっても澄み続けられるのか?」
「体験入居はできるのか?」
「共同生活のルールを守ること」
それと、小さなことですが
「過去の自慢話をしないこと」を挙げています。
自分が要介護状態になった場合を想定した対応を考えておく必要がありますね。
まとめ
「高齢者向けシェアハウス」は増えていくと思います。
高齢化社会に向けて新たな生活スタイルです。
高齢者同士のほうが気心が知れて安心という人は『高齢者限定』
若い人たちとの交流に魅力を感じる人は、『多世代型』
など自分にあったスタイルを選んでみてはいかがですか?
このようなシェアハウスがもっと増えていきそうな予感がしますね。