カヌー薬物混入の加害者は鈴木康大選手なの?

カヌー選手の薬物混入についてニュースが有りましたね。

2月の平壌オリンピックでも選手の薬物について報道もありました。

ロシアの選手は出場できないなどの厳しい処置がとられていました。

 

そんな中、昨年2017年9月のカヌー・スプリント日本選手権で、飲み物に禁止薬物を入れられ、レース後のドーピング検査で陽性反応が出て暫定的資格停止が解除された小松正治選手(25)が、代理人を通じてコメントを出しました。

 

 関係者各位

今回、周囲の皆様のご支援を得て、競技生活に復帰することとなったことについて、心より感謝の言葉を述べたいと思います。

2020年の東京オリンピック出場を目指して、日本代表として、今後とも競技に精進していく所存です。

小松正治

このコメントの背景には、ライバル選手の飲み物に禁止物質を故意にいれた別の選手がいてたのです。

 

 

スポンサーリンク
 

禁止薬物混入の被害者と加害者

2人とも、昨年8月にチェコであったスプリント世界選手権の日本代表で、2020年東京五輪の日本代表入りを目指すトップ級選手だでした。

国内では前例のない行為で、

反ドーピング五輪に取り組む開催国の信頼や、東京五輪出場を目指す日本の競技者のイメージを失墜させた。

オリンピック種目のカヌー

カヌーといえば、16年夏のリオデジャネイロ五輪でカヌー・スラローム、カナディアンシングルの羽根田卓也(30)=ミキハウス=が、日本勢初の五輪メダルとなる銅メダルを獲得した事で一躍メジャーとなりました。

 

それまでは、オリンピック種目とは知らなかった人も多かったのではないでしょうか?

同じカヌー競技でも、今回の事件は羽根田が取り組む「スラローム」ではなく、「スプリント」の日本選手権を舞台にして起きたのです。

 

加害選手は、「20年東京五輪にカヤックフォア(4人乗り)で出場することを目指していたが、若手に抜かれて5番手になってしまった。

このままでは東京五輪に出られないと思ってやった」と話しているという。

 

ネット上では、このように「加害選手」と名前を伏せているところもあるのですが、

罪を犯した人です。反省してもらいたいですね。

 

レース後に気づかずに飲んでドーピング検査で陽性になった被害選手は無実を主張。

無実の主張を信じてか、日本カヌー連盟が調査を行い、その結果混入の疑いが浮上したのです。

薬物混入を疑われた加害選手はすぐに認め、陽性になった選手に謝罪したという。

謝罪だけで許されるものなのでしょうか?

 

日本は薬物に対する罪が軽すぎるように感じます。

結果、昨年12月までにJADAの調査で全容が判明。

加害選手は8年の資格停止処分を決め、近く連盟が発表するとの事ですが、8年も資格停止となったらそれこそ若い選手たちに追い越されて復帰の道は途絶えてしまう事でしょう。

 

皆の声を聴いてみましょう。

スポンサーリンク

皆の声